MERY

2015

BRAND IDENTITY / Art Direction

女性向けキュレーションメディア, MERY (メリー)

STORY & CONCEPT

MERYを運営する, peroli社から新ブランド・ロゴデザインの依頼が届いたのは, 彼らのアプリが公開される数ヶ月前のことでした。制作の初期段階においては, 20代の女性に人気のあるファッション / コスメティックブランドや雑誌, Webサービスなどのロゴやデザインのトーンについて, 入念なリサーチを行いました。

ファッション / コスメティックブランドは, 製品やパッケージ, 広告・キャンペーンのビジュアルがブランドの世界観づくりを担っており, ロゴはそれらのクリエーティブに沿う, シンプルなロゴが大半を占めています。

しかしリサーチの過程で, ファッションブランドを中心に, 複雑な形状をしたロゴが目に留まることが多く, 「Webサービスの彼らが非Web的なロゴを持つと, ブランド的な雰囲気を身にまとうのではないか？」という仮説から, ひつじのロゴが生まれました。

2016年現在, MERYはWebメディアとしてだけではなく, ブランドとのタイアップやEコマース, 雑誌の刊行など, 横断的な事業展開が進んでいます。このような動きを見据えて, 新しいロゴはMERYがリアルの空間へ飛び出していっても多くの女性に愛されてほしいと, 「MERY Go Around」という標語を掲げて制作が進められました。

2016年当時, MERYはWebメディアとしてだけではなく, ブランドとのタイアップやEコマース, 雑誌の刊行など, 横断的な事業展開が進んでいます。このような動きを見据えて, 新しいロゴはMERYがリアルの空間へ飛び出していっても多くの女性に愛されてほしいと, 「MERY Go Around」という標語を掲げて制作が進められました。

REDESIGNED LOGO

シンボルの制作と並行して進められたのが, ロゴタイプのリデザインです。

新たに制定されるシンボルとの調和性を高めることや, サービスの成長に伴いさまざまなメディアで使用されることを想定して, 既存のロゴタイプのシルエットや文字間隔に対して検証と調整を行い, 最適化を図りました。

このリデザインは, アプリの通知バー, CM放映を想定した大型スクリーンでの表示, 雑誌タイトルの印刷など, あらゆるサイズと使用箇所において, 美しいロゴの描写に大きく貢献しています。