2017
CORPORATE IDENTITY / BRAND DESIGN
STORY & CONCEPT
アルゴリズム・ソリューションを提供する, PKSHA Technology (パークシャテクノロジー)
2017年初頭, 「アルゴリズムはどのようにして社会と関わっていくのでしょうか?」という会話から, PKSHA Technology 新CIの設計がはじまります。
「人工知能」という言葉がメディアでもひんぱんに取り上げられるようになり, 過剰なAI脅威論が叫ばれる昨今, 私もまたこの分野に対する理解が不足していました。ヒアリングやスタディと並行してリサーチを進めていくうちに, この分野の組織が持つロゴやビジュアルは, 世の中が彼らに抱くイメージを体現している傾向があることに気が付きました。たとえば粒子を用いて複雑な形状を描く, というようなものです。
専門的な領域を専門的に語っても理解を深めてもらうのは難しいように, 難解なルックは領域に対するステレオタイプを増長させるだけだと考えています。ゆえに本プロジェクトでは, PKSHA社が持つ思想の言語化からロゴへの変換作業まで, シンプルで明瞭であることを意識しながら設計/制作を進めました。
PKSHA Technology CIのコンセプトは「with ▷」
アルゴリズムの研究分野には, 機械学習 (Machine Learning)や深層学習 (Deep learning), 自然言語処理 (Natural Language Processing) など, 同社が強い技術力を有する領域があります。この専門領域と市場の交差点を “アルゴリズムと社会の接点” として, そこに浮かび上がった楕円形に力学を加えることで, 「アルゴリズムを社会へと浸透 (インストール) させていきたい」という想いを表現しています。
CLIENT : PKSHA Technology
ART DIRECTOR : TAKAYA OHTA
PKSHA TEAM : KATSUYA UENOYAMA
MAI ITO
HIDEKI YAMAGUCHI
KEITO SUGIYAMA
VI
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BI
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A DESIGNER / Art Director
focused
on CI & BI DESIGN
タカヤ・オオタ
沖縄県沖縄市生まれ。立教大学経営学部卒業。ストーリー&コンセプトを重視し, CIを起点としたデザインを得意とする。ロゴはそれ自体がアイデンティティを有するのみならず, 周辺のクリエーティブと合わさることで総体として成り立つことを念頭に置いて設計を行う。